さて、先月のブログにて共通テストの英語の文章量が多い、と書きました。
今、お預かりしている生徒さんたちが、何年かたってこの状況を迎えるにあたり、今から何ができるのかを考えてカリキュラムには日々手を加えています。
ただ、その中でも今後も変わらない指導軸の一つが「読書」です。
大量の難しい文章にひるまずに挑める前の段階として、英語の絵本や物語を通して、わくわくしながら楽しむ時間を過ごしてもらいたいと思っています。
TLC TOKYOの小・中学生クラスでは毎回課題図書が数冊出て、翌週のレッスンではみんなで読み合わせをします(読み合わせタイムは小学生のみ)。
「これ、面白かったよ」「何回も読んじゃった」
そんな会話をしながら生き生きと英語の本を楽しむ小学生の姿がレッスン内にあります。
私個人の実体験としても英語力維持のカギは読書にあると感じています。
趣味の読書でシリーズものの英語小説を長い時間読んでいると、ある段階で明らかに脳内に変化が起きるのを感じます。
心の中の独り言まで英語になってくるのです。
図式としては、 こんな感じでしょうか。
【大量に英語の文字情報をインプットする】
→【脳がどこかの段階で日・英の言語を使うことを面倒に感じ始める】
→【英語へ思考する脳へ切り替え】
あくまでも個人的な体験なのですが、大人の英語力維持やUPにも有効だと言えそうです。
日々、生き生きとして英語を楽しむ姿を見せてくれる生徒に元気をもらいつつ、まだまだ英語上手になっていきたいと思っています。
生徒のみなさん、いつもありがとうございます(^^)