2024年の共通テストの英語を解いてみました。
リーディング1時間20分、リスニング1時間。
タイマーをセットしていざスタートの瞬間、ドキドキしました。
難易度は昨年と同じ程度かな、と感じました。
ですが、リーディングでは時間終了の3分前くらいに解き終える感じで、決して時間に余裕があるとは言えませんでした💦
巷でも、共通テストの英語は文章量が増加している、と言われていますよね。
ちなみに、私のうっかりつまづきポイントは、
リーディング第五問の「高校の演劇部で一緒だった男女三人がアラフォーになる過程のお話」。
この問1で、5つの選択肢をストーリーの時系列に並べる問題だったのですが、どうしても1つだけ、内容に合わない選択肢がある・・・。ここで「?」となってしまい、ストーリー全体をもう一度読み直ししてしまいました。
問題文には、ちゃんと"Choose four out of the five events (5つの出来事の中から4つを選べ)"を書いてあるのを見落としていたのでした。時間にして5分もロス。とほほ~。
普段、子どもたちに、問題の指示文をしっかり読むように言っているのに・・・大反省です。
しかも解答欄には4個しか枠がないんだから、もっと早く気づけたはず😿
そんなうっかりもありつつも、英語の先生の意地でなんとかリーディング、リスニング共に満点は確保しましたが、
私が高校生だった頃、こんな大量の文章に、ひるむことなく臨めていたかな?と思うとうーん、自信ないです。
共テを終えるといつも湧き上がるのは、受験生たちへの敬意。
本当に君たちはすごい!
英語の試験は午後3時すぎにスタートしますが、受験生はその前に当然別の教科を受験しているわけです。
かたや私なんぞは暖房のよく効いた部屋で一人、ぬくぬくと快適な状況で英語一科目を解くわけですが、それでもテスト用紙をめくり始める前は心臓がバクバクします。
TOEICだの英検だので試験慣れしていて普段から多めの文章も読み慣れてるはずなのに、試験、という舞台は本当に緊張します。
だから、解き終わると、なんだか涙ぐんでしまうんですよね。
受験生たちの頑張りを思って、胸がいっぱいになります。
受験生のみなさん、どうか自分を誇りに思ってください。
試験なのでどうしても点数がでますが、もしそれが満足がいくものではなかったとしても、英語があなたの努力を否定しているわけではないです。
英語は、人とつながりあうための道具です。
世の中には英語というこの上なく便利な道具を磨く(上達させる)方法はいくらでもあり、
ただやりつづけるだけで、かならず応えてくれる教科だと思います。
落ち着いた頃に、共通テストの英語の文章、読み返してみてくださいね。
第6問Aの「時間」についての話なんかも面白かったですよ。
洋書では、児童書レベルで面白いものがいっぱいあります。
受験が落ち着いたら洋書や洋雑誌・新聞などで英語を読むことを楽しんでくれたら嬉しいな。
「たとえ、歳月を重ねた奮闘努力が少しも報われないと思える時でも、いつの日か、
その努力にちょうど見合うだけの光が、あなたの魂にみなぎるでしょう」
シモーヌ・ヴェイユ(仏の哲学者)
受験生のみなさんの体に、力強い光がみなぎっているのが見えます。
残りの日々も、体調に気をつけて過ごしてくださいね。