江東区の区立学校では、「こうとう学びスタンダード」という学力調査のテストを実施しています。
こどもたち一人一人の確かな学びや育ちを支えるものとして、江東区のすべてのこどもたちに確実に身に付けさせたい内容を明らかにし、その定着を目指して全校で取り組んでいくものです。(区のホームページより抜粋)
10月の頭に実施、という学校も多いのでは、と思いますが、今回より小学生の英語に変更点があります。
今までは、5年生・6年生だけ行っていた英語のリスニングが、3・4年生からも実施されることになりました。
高学年が15分程度で、中学年は10分程度だそうです。
区の教育委員会に確認したところ、外国語活動の時間にテキストを用いて行っている「音声を聞いて該当するものを選ぶ」といった問題を普段からしっかり取り組んでいれば解ける問題である、とのことでした。
他区ではありますが都内の小学校で英語を指導していた時、初めてリスニングの問題に取り組んだ3年生の児童の中に、とまどいを見せる子が少なからずいたことを思い出します。
そんな子どもたちも回数を重なる毎に慣れていきましたが、英語の聞き取りができる以前に、リスニングという問題形式に慣れている、ということは重要だと感じました。
普段からしっかり授業に集中して問題の形式に慣れておくというのは、英語に限らず全教科通して大事なことですよね。
英語の読み書きができなくても受験できる英検Jr.の問題を解いてみるのもおススメです。
いよいよ2020年度より小学校5年生から英語が「教科」になります。
「教科」になるということは「成績がつく」ということです。
子どもたちが成績がつくことを否定的にとらえるのではなく、自分が成長するためのモノサシとして前向きにとらえて、英語に意欲的に取り組む子が一人でも増えたらいいなと思います。
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