こんにちは。学びコーチのMachikoです。
2月27日(水)のNHKの朝6時台のニュースで、「タッチケア」というものが取り上げられていました。
老人介護施設で取り入れられているケアの方法なのですが、優しく、手のひらで背中や肩などを触れる、のだそうです。
ただ触れるだけ。
これだけで、触れられた人はとても心地よくリラックスできるそうです。
また、タッチケアをする人は、「マッサージ」のように力を入れることなく、ただ、手を優しく肩や背中に滑らせるように置くだけなので、疲れることもないようです。
このケアを受けるようになって、施設を利用されているご老人の表情や顔色が劇的に変わった、と家族の方がおっしゃっていました。
認知症患者さんの攻撃的言動は不安感やストレスが原因とされていて、これらを緩和する効果も期待できるそうです。
興味深かったのは、このケアを取り入れることで、「タッチケア」をする人側にもリラックスの効果があるということ。
この老人ホームの離職率は以前は20~25%前後、の全国平均並みでしたが、「タッチケア」が浸透するにつれて、なんと6.6%まで下がったそうです。
介護する人とされる人の間に見えない何かが生まれ、それがプラスに作用したのですね。
また、テレビでは、大手IT企業のシステムエンジニアが働く職場で、このタッチケアを取り入れたケースも紹介していました。
パソコンに向かって過ごす時間の多い仕事なので、ついつい人のぬくもりを忘れがち。
でも、同僚どうしタッチケアをすることによって、人との結びつきを確認し、ひいてはチーム力の向上を目指しているそうです。
「触れて、癒して、癒されて。
人がもつ力は計り知れません」
そうニュースは結んでいました。
人の手のぬくもりって、すごい!
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必ず目線をあわせて子どもたちにメッセージを送り、子どもたちがのぞむ時には優しくふれていきたいと思っています。
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今日もブログを読んでくださり、ありがとうございました。
Have a great Friday night!
Best,
Machiko